Episode 03
糊着
「■■■■■■■■■■■■■■」
「XXXXはわたしの言葉を楽しく聞いてくれたの」
「■■■■■■■■■■■■■■」
「そんな感じ あ あとこの話はしたかな
ちょっと炎とか怖いんだけどすごい楽しい世界でね」
「■■■■■■■■■■■■■■」
「あ そうそう 読んでれたんだ
XXはめっちゃ明るくって人懐っこくてね
でも私は怒りっぽいから … 」
「■■■■■■■■■■■■■■」
「うーん どうかなぁ
… でも上手くやっていってるみたい」
「■■■■■■■■■■■■■■」
「… … わかってる だから話してる」
「■■■■■■■■■■■■■■」
「… …」
「■■■■■■■■■■■■■■」
「… …」
「■■■■■■■■■■■■■■」
「じゃぁ 私を XXX でも XXXXXX」
「■■■■■■■■■■■■■■」
「… … それは嫌 でも XXX」
「■■■■■■■■■■■■■■」
「… … うん どっちも」
「■■■■■■■■■■■■■■」
わたしは、何度も何度も頭によぎった矛盾を声に伝えた。
もちろん何も変わらなかった。
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illustration神谷雄貴